美顔

できてしまったシミを消したいあなたにおすすめする確実に効果のある方法

え!?こんなところにシミが!

ある日突然現れたシミに恐れおののいたことはありませんか?

顔にシミがあると見た目が一挙に老けてしまいますので、できてしまったシミをなんとか消したいと悩んでいる女性はとても多いと思います。

顔のシミはファンデーションやコンシーラーを使って隠す人もいますが、厚塗りをしてシミを隠すと余計に肌が汚く見えたりします。

そこで今回はできたしまったシミを根本的に消すための確実に効果の見込める方法を紹介します。

1.シミが出来る原因とは?

そもそも何故シミは出来てしまうのでしょうか。

シミが出来るのはメラニンと深い関係があります。肌は紫外線を浴びることでメラニンが過剰に生成されます。

紫外線は私達の肌にとって有害であり細胞にダメージを与えます。その紫外線のダメージから細胞を守る為にメラノサイトで作り出されるのがメラニンです。

メラニンは私達の細胞をダメージから守ってくれる為本来なくてはならないものなのです。

しかし強い紫外線を浴び続けたりすることによってメラノサイトが過剰にメラニンを作り続け表皮細胞であるケラチノサイトに滞留してしまうことによってできた色素沈着がシミとなります。

特に7月から8月にかけては1年を通して最も紫外線が強くなる時期です。この時期に大量に紫外線を浴びてしまうと秋口になって一気にシミが濃くなり増えてきます。

2.自宅でシミを消す

シミを見つけたらクリニックなどではなくまずは化粧品など市販の商品を使ってなんとか消したいものですよね。

しかしそれはそれほど簡単なことではありません。

2-1.基本的に化粧品ではシミは消すことはできない

シミ対策を謡う化粧品は数多く存在しますが、誤解してはいけないのが「美白」=「シミを消す」とはならないということです。

美白成分にはビタミンC誘導体やアルブチンなどが代表的ですがこれらはシミの生成を防ぐ効果があってもできてしまったシミを消す効果はほとんどありません。

しかし数は少ないですが中にはシミを消す効果が認められる商品もあります。
のある市販の化粧品

日本の化粧品に配合可能でシミを消す効果が期待できるものとしてハイドロキノンという有効成分があります。

というのはハイドロキノンは化学的に色素自体を分解し無色化するいわゆる漂白効果を有しているからです。

ハイドロキノンはその強い作用から従来は医師の管理下でないと使用できませんでしたが、2001年の薬事法の規制緩和によって化粧品にも使用可能になったという経緯があります。

ハイドロキノンが配合された市販の商品としては下記のものがあります。


【業務用ハイドロキノン 10g旭研究所】

 

こちらはハイドロキノン配合製品ではありませんがシミ治療として古くから有名な医薬品です。


【ハイチオールCホワイティア】

2-3.よりシミを消す効果の高い海外商品

ハイドロキノンとともに配合すると相乗効果によりシミを消す効果が高くなる成分トレチノインがあります。

トレイチノインは肌の急激なターンオーバーを促進する作用があります。

いわゆるピーリングであり皮膚に意図的に炎症をおこしてその修復過程において皮が剥けることにより肌を再生させることをいい、ニキビ治療にも有効であることが知られています。

ただし、日本の法律ではトレチノインは化粧品には配合できないため、試したい方は海外製品を個人輸入するという形となります。

レイチノンが配合された海外商品としては下記のものがあります。


【BIHAKUENハイドロキノン&トレチノインクリームセット】

※個人輸入の化粧品の使用によるトラブルは自己責任となりますのでその点注意が必要です。

また、海外製品では同様のピーリング効果を持つものもあります。


【ヒルスカー Hiruscar postacne】

3.クリニックでシミを消す

自宅で化粧品を使ってシミを消す方法を紹介しましたが、濃いシミの場合は薄くできても完全に消すことは期待できません。

はっきりと出来てしまったシミを消すのには皮膚科などでレーザー治療をおこなうのが最もおすすめです。レーザーは物理的にシミを破壊(焼失)しますのでほくろのような濃いシミでも一発で解消することができます。

3-1.シミ消しレーザー治療とは

レーザー治療にもシミの種類によって様々な種類があります。
紫外線が原因となって出来たシミにはQスイッチYAGレーザーなどを用いて治療を行います。

QスイッチYAGレーザーは皮膚の深部まで届く波長と表皮にあるシミを破壊する波長2種類の波長を使い分けて様々なシミにアプローチします。

簡単なシミ消しであれば1回の治療ほんの数分で終わるのですぐにシミを消したい人には適しています。

3-2.シミ消しレーザー治療の内容

もちろん物理的に焼くわけですから施術には多少痛みを感じることもあります。

しかし範囲が狭いので軽く痛みを感じるか感じないか程度ですので心配するほどではありません。

(筆者も数年前に左右の腕計20箇所くらいのシミをとりましたが皮膚の厚い腕のためか治療中も治療後も全く痛みは感じませんでした。)

3-3.シミ消しレーザー治療後の注意点

施術後は照射部分にかさぶたができます。かさぶたが剥がれるまで10日程度かかりますので顔の場合はその間外出を控える必要があるかもしれません。

またかさぶたが取れた後は日焼けをしないように注意が必要になります。レーザー治療後は炎症後色素沈着が起こる恐れがあり紫外線を浴びる事でそのリスクが更に高まります。

炎症後色素沈着が起こるとせっかくシミを取ったのに逆にシミが濃くなったように見えることがあります。

そのため紫外線の強い時期は施術を避けるクリニックもあったりします。

3-4.シミ消しレーザー治療の料金

美容目的で行うレーザー治療は保険適用外の自由診療であり料金はクリニックが独自に定めることができるためクリニックによって差があります。

実際の料金相場は1か所につき3,000円~5,000円程度でそれほど高額でもありません。

数百円という激安な料金を提示しているクリニックもありますが、その他の料金がかからないか確認が必要と思われます。

はっきりとできてしまったシミを消したい方や短時間でシミを取りたいという方にはクリニックでのレーザー治療がおすすめです。

4.まとめ

できてしまったシミは簡単に消すことは困難です。

軽度の場合は有効成分の配合された化粧品である程度は消すことが可能です。

しかし濃いシミの場合はやはりクリニックで医療レーザーで消してもらうことをおすすめします。

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